VAV・CAV(可変風量コントロールシステム)
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- ドラフトチャンバーの基本型は、扉の上下可動とは無関係に常に定量の空気を排気しています。扉が閉時に近づき開口面積が小さくなった状態でも常に一定量排気されますので、面風速も早くなり、また排気風量分の給気も必要です。
- この方式ですと扉閉時必要以上の排気がありますので、空調された室内では省エネルギーになりません。
- 少しでも排気量を抑えることは冷暖房効率を良くし、実験室のエネルギー消費量低減につながります。
VAV(Variable Air Volume) 可変風量コントロールシステム
- 可変風量コントロールシステムはドラフトチャンバーの設定排気風量を、前面開口度よりセンサーが算出し、前面風速を一定に制御します。
- ドラフトチャンバー前面扉の上下可動する際、自動制御により開口面風速が常に一定に保たれるシステム(VAV)と、あらかじめ設定したポジションの風速を制御する2ポジションシステム(VAV-2P)の2機種があります。
- 複数台のドラフトチャンバーを使用する場合、省エネ効果はさらに大きくなります。
それぞれ独立した制御を行い設定された前面風速を保ち、また作業していないドラフトの前面扉は閉にして自動的に排気風量を削減させます。
- 排気量を減らすことで室内の冷暖房が排気されず、電力消費も大幅に削減されますので省エネルギー効果を実現できます。
- 排気ファン等の故障で排気風量が低下した場合は安全ブザーが鳴りますので、常に安全に作業ができます。
- <参考>
排気量に合わせて給気量も同時にコントロールします。
外気導入の際にはエアーロードシステムにより、ソックスダクトを使用することにより、給気時の吐き出しスピードをほとんど無くしましたので、今までのような干渉風による弊害がありません。合わせてご検討下さい。
CAV(Constant Air Volume) 一定風量コントロールシステム
- 他の排気装置の影響を受けず常に設置風量を一定に保つシステムです。
主な用途例
- ■ドラフトチャンバーの排気・給気風量のコントロールに
- ■実験室のエネルギー消費量低減に
- ■必要以上の排気により外部から入り込んでしまう砂塵等の防止に
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