排気装置付実験設備

1. 排気装置付実験設備とは
- 1.1. (局所排気装置付)中央実験台
- 1.2. 排気式薬品保管戸棚台
- 1.3. 排気式流し台

排気装置付実験設備とは

こちらは局所排気装置を取り付けた排気式実験設備です。
職場の作業環境・労働衛生の面から作業者を不快な臭いやガスから守るには有効的です。

(局所排気装置付)中央実験台

実験台上に排気装置を取り付けた排気式作業台で、従来の局所排気装置であるフードの効率を数倍にも改良したものです。
耐薬品性素材を使用してあるため腐蝕の心配はありません。
排気ダクト、排気ファン等については本体と別に室内外の適当個所に設置することになります。
排気ファンの選定、排気風量の設定等に関しましては、お問い合わせ下さい。

仕様表(CV型)

天板	本体	ユニットキャビネット	排気量(m3/min)	機内静圧(Pa)
ケムサーフ	パーティクルボード両面化粧板	パーティクルボード両面化粧板	20	200

型式CV	寸法	付属品
CV-1815	1800×1500×800(1770)	×4
CV-2415	2400×1500×800(1770)
CV-3015	3000×1500×800(1770)
CV-3615	3600×1500×800(1770)

型式CV2	寸法	付属品
CV2-2415	2400×1500×800(1770)	×4 ×1
CV2-3015	3000×1500×800(1770)
CV2-3615	3600×1500×800(1770)
CV2-4215	4200×1500×800(1770)

凡例：アース付ダブルコンセント(100V15A2口)
　　　3方口化学水栓
※ガスコックは標準装備されていません。
　上記以外の寸法も製作可能です。ご相談ください。

仕様表(GCF型)
GCF-A型は引出しフレーム付き、GCF-B型は引出しフレーム無しになります。

天板	本体	ユニットキャビネット	排気量(m3/min)	機内静圧(Pa)
ケムサーフ	スチール角パイプおよびパーティクルボード両面化粧板	パーティクルボード両面化粧板	20	200

型式GCF	寸法	付属品
GCF-1815	1800×1500×800(1760)	×4
GCF-2415	2400×1500×800(1760)
GCF-3015	3000×1500×800(1760)
GCF-3615	3600×1500×800(1760)

型式GCF2	寸法	付属品
GCF2-2415	2400×1500×800(1760)	×4 ×1
GCF2-3015	3000×1500×800(1760)
GCF2-3615	3600×1500×800(1760)
GCF2-4215	4200×1500×800(1760)

凡例：アース付ダブルコンセント(100V15A2口)
　　　3方口化学水栓
※ガスコックは標準装備されていません。
　上記以外の寸法も製作可能です。ご相談ください。

特徴
実験室内部の換気にも役立てることができます。
吸引系統が分離構造のため、実験台上の排気がバランス良く行われます。
上部の棚は試薬棚になっています。

主な用途例
■一般実験　有機・無機実験全般に使用可能です。
■吸引系統が分離構造のため、実験台上の排気がバランス良く行われます。
■上部の棚は試薬棚になっています。

排気式薬品保管戸棚台

薬品の悪臭を排気する戸棚です。

仕様表

型式	CAE-90	CAE-120	CAE-150
間口寸法(mm)	900	1200	1500
排気風量(m3/min)	4
機内静圧(Pa)	20
重量(kg)	90	120	150
本体材質	ステンレス製　木製(ポリエステル化粧合板)　硬質塩化ビニール製より選択

特徴
内部バッフル板(背面板)はパンチング多孔板ですので、全面ムラなく排気効果を高めます。
薬品の悪臭等を排気し、クリーンな状態で保管・収納できます。
ダクトはボリューム・ダンパー付で風量を調節できます。

主な用途例
■悪臭がある薬品やサンプルの保管

排気式流し台

実験により発生する空気より比重の重い有機溶剤等の悪臭・熱気・有毒ガスなどをスムーズに排気できるように設計された排気式流し台です。

仕様表

型式	MAE-120	MAE-150	MAE-180
間口寸法(mm)	1200	1500	1800
排気風量(m3/min)	10	13	16
機内静圧(Pa)	100
重量(kg)	50	65	80
本体材質	ステンレス(SUS304)

特徴
流し台の水道水を使用しながら排気が出来る、『排水・排気』分離構造です。

主な用途例
■一般実験　無機実験全般・臭気処理に使用可能です。